来年4月2日に開場を控える「歌舞伎座」と、銀座4丁目の時計塔で知られる「和光」が初となるコラボレーションを行い、銀座土産にもなるダブルネームのクランチチョコレートを発売する。
和光は1881(明治14)年に服部時計店として創業し、1894(明治27)年に初代時計塔を完成。同時に現在の銀座4丁目の一角での営業をスタートさせた。現在建て替え工事中の歌舞伎座は1889(明治22)年に開業。以来改築と復興を重ねて1951(昭和26)年に第4期歌舞伎座が開業し、現在は第5期開業に向けて建て替え工事に入っている。
銀座のランドマークとして、戦後復興や東京オリンピックの開催など、120年以上の歴史を銀座4丁目でともに歩んできた両施設。これまで和光本館・和光ホールで歌舞伎にちなんだ展覧会などを実施した経験はあったが、コラボは初めて。
来年4月の歌舞伎座開場に向けて「この大切なときを何かの形でお祝いしたかった」と和光宣伝販促部長・瀬能亜希子さん。完成したのは両施設のシンボルマークをパッケージにレイアウトした「GINZA KABUKIZA-WAKO クランチチョコレート」。「特に歌舞伎座にいらっしゃる方はたくさんお土産をお求めになる。かさばらず重くないものをとの思いもあった」と振り返る。
中身は和光のベストセラーであるビター味のクランチチョコレートと、新たに開発した抹茶味のクランチチョコレート。ビター味はゴールドの帯とパッケージ、抹茶味はグリーンの帯とシルバーのパッケージで、それぞれ6個入り。「観劇の際のお土産にはもちろん、銀座のお土産としてもお使いいただければ」
和光アネックスとGINZA KABUKIZA内の売店のみで取り扱い、発売は来年3月25日(GINZA KABUKIZAでの販売は4月2日~)。価格は1,050円。