松竹、歌舞伎座タワーに「歌舞伎座ギャラリー」-開業日は4月24日

展示スペース(イメージ)

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 松竹は2月、第5期歌舞伎座に高層ビルを併設する複合施設「GINZA KABUKIZA」(中央区銀座4)に開く新・文化スポット「歌舞伎座ギャラリー」の詳細を明らかにした。

「木挽町ホール」(画像はイメージ)

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 高層ビル「歌舞伎座タワー」5階にオープンする同施設。歌舞伎座に足を運ぶ歌舞伎ファンから子ども・歌舞伎初心者までをターゲットに、歌舞伎を中心に日本の伝統文化の魅力を発信する。

 施設は展示スペース約180平方メートルと、イベントホール約150平方メートルで構成。展示スペースでは季節やタイミングに応じてテーマを変えながら、年3~4回程度のサイクルで企画展を開く。

 展示スペースの奥に設けたイベントホール「木挽町ホール」では、若手の歌舞伎俳優や三味線や小鼓などの演奏家、舞台関係者などが登壇して歌舞伎や日本文化の魅力を紹介し、実演も予定。企画展や歌舞伎座で上映中の演目と連動したレクチャーなども行う。収容定員は80~100人。

 オープニング時は歌舞伎座新開場を記念して、「春」をテーマに豪華な舞台衣装、大道具、小道具などの実物を展示する「歌舞伎の美(仮)」を予定。

 タワー5階には同ギャラリーのほか、屋上庭園を見ながら茶禅の世界を伝える日本茶喫茶「築地丸山 寿月堂」、歌舞伎の衣装を着て写真が撮れる写真館「スタジオアリス歌舞伎写真館」、オリジナル土産を扱う「楽座」も出店予定。

 ギャラリーの営業時間は10時~18時。年末年始、展示入替時は休業。入場有料(価格は未定)。開業は4月24日を予定する。

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