銀座に昨年末、前菜40種を250円から提供するカジュアル四川料理店「百菜百味」（中央区銀座6、TEL 03-5537-6908）がオープンした。

麻婆豆腐

　運営は東湖（港区）。代表の徐耀華（ジョ・ヨウカ）さんは約30年前に元麻布の中国大使館に勤め、帰国後は貿易会社を起業。雲南省で作られた有機食材を日本に輸出するようになり、1995年に六本木で雲南料理店「御膳房」を開業した。

　5店舗目となる同店は銀座6丁目の能楽堂ビル3階に開き、店舗面積90坪。カジュアルな内装に132席を並べ、年中無休で朝4時まで営業。20代後半から50代までをターゲットに、普段使いから接待、会食、パーティー利用にまで備える。

　　「日本人に特に人気が高い」という四川料理にフォーカスした新業態。「マーボー豆腐」「担担麺」「ホイコウロウ」「えびチリ」など、なじみの深いメニューを含め、中国からシェフを招いて四川料理の伝統的な味わいを紹介しつつ、日本人向けにアレンジを加える。「バンバンジー」「豚耳のラー油かけ」「若鶏の山椒風味」などの前菜は40種類を250円・580円で提供。客単価は3,000円。

　オープンから3カ月を終え、金曜などは宴会予約で満席になるなど「好調」。今後も同業態で店舗を拡大予定という。

　営業時間は11時30分～23時30分（日曜は23時まで）。