茨城県のブランド納豆を1カ月間1,000円で提供するランチサービス「納豆定期券」が2月16日、茨城県のアンテナショップ「茨城マルシェ」(中央区銀座1)で始まった。
「茨城の一番おいしいところを持って来ました」を店舗コンセプトに、昨年11月にオープンした同館。近隣には沖縄県「銀座わしたショップ」と高知県「まるごと高知」(以上、銀座1)が並ぶアンテナショップ集積地への出店で、県産品を並べるセレクトショップ(TEL 03-5524-0810)に県産野菜・畜産物などを提供するレストラン(TEL 03-5524-0827)を併設する。
納豆定期券は、レストランのランチタイムに導入する新サービス。指定のブランド納豆が1カ月間食べ放題になる定期券で、納豆にちなんで710人に1,000円で販売。入店時にスタッフに提示すると、通常のランチセットで行う納豆サービスにブランド納豆を追加することができる。
対象納豆は、県産の極小粒大豆を使った納豆で松の経木の香りが特徴の「舟納豆」、大豆の味とワラの風味が楽しめる「水戸納豆(わら)」、納豆特有のにおいが少なく苦手な人も食べられるという「頑固一徹」、県農業試験場が納豆用に開発し、他県の黒大豆とは違った大豆感が楽しめるという「黒豊」に、切り干し大根と納豆を合わせた郷土料理「しょぼろ納豆漬」を加えた5種。納豆をおいしく食べるために開発された「笠間焼 納豆鉢」に盛って提供する。
「茨城県の食と言えば『納豆』は欠かせない。健康食品の代表選手である茨城自慢の納豆を、銀座周辺にお住まい、お勤めの健康志向の高い女性に思う存分楽しんでもらいたい」(茨城県広報広聴課広報戦略室長・高崎武夫さん)
定期利用可能期間は購入から30日。利用時間はランチタイム(11時~14時)、定期券の販売期間は2月28日まで(限定710人)。店舗の営業時間は11時~23時。