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震災から2年、日比谷で坂本龍一さんら「市民のつどい」-黙とう・献花も

昨年のイベント開催時の様子

昨年のイベント開催時の様子

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 日比谷公園で3月10日・11日、坂本龍一さん、加藤登紀子さんらが参加する複合イベント「311東日本大震災 市民のつどい Peace On Earth(ピースオンアース)」が開催される。

昨年は1万人以上が集まって黙とう

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 主催は「アースデイ東京タワー」「アースガーデン」「土と平和の祭典」などが共同で立ち上げた「311東日本大震災 市民のつどい」。一昨年の震災を受けて「市民が集い、被害に遭った方々を追悼し、語り合うことで未来を分かち合える場所を」と昨年初めて開き、音楽ライブ、トークイベント、支援活動報告などを実施。5万人が来場した。

 坂本さんや加藤さんなどのアーティスト、人類学者の辻信一さん、いわて三陸復興食堂の松本哲也さん、陸前高田・八木澤商店の河野充枝さんなど幅広いゲストが参加。今年は新たに日本の貧困問題に向けた活動に力を入れる湯浅誠さんも加わり、「湯浅さんとのつながりは、この活動がこれから向かっていく社会的なステップを示しているのでは。活動が一つ前に進んだことを象徴しているようにも感じる」と事務局長の鈴木幸一さん。

 地震発生時刻には黙とうをささげ、昨年は1万人以上が参加した。「あれだけたくさんの人々と沈黙を共にするという経験は、恐らくあそこに集まったほとんど全員にとって初めてのこと。深く大きいものを感じた瞬間だった」と鈴木さん。今年も3月11日14時46分に黙とうし、会場内には献花の祭壇も設ける。

 「東北や福島のために一人一人が日常の中で続けられることは何かが問われつつある。エコロジカルでオーガニックなコミュニティー、持続可能な社会を目指すという原点に立ち返って集い、確認できたら」とも。

 開催時間は12時~19時。参加無料。

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