ライカ銀座店サロン(東京都中央区銀座6、TEL 03-6215-7070)で現在、エリオット・アーウィット写真展「Personal best for Leica」が開催されている 。
エリオット・アーウィットさんは1928年にパリで生まれた写真家。ロバート・キャパの推薦により25歳の若さで著名な写真家の組織であるマグナム・フォトに参加し、本格的な活動を開始。以降40年以上にわたり、ニューヨークを中心に、写真集、フォト・エッセー、企業広告、ファッション、雑誌、映画、ドキュメンタリーなど多岐にわたる分野で活動を続けている。
今回展示する作品は、1949年から1989年にかけてアーウィットさんがバルセロナ、パリ、アルゼンチン、シベリア、アラバマ、リオデジャネイロなどで撮影したもの。ライカカメラ社が企画する「エリオット・アーウィット世界巡回企画展」の出展作品の中からセレクトした14点を並べる。同店でアーウィットさんの写真展が開かれるのは3回目。
ライカカメラジャパン広報担当者は「今回の展示作品は前回までとは少し視点の異なる通好みのセレクションになっている。ライカとともに世界各地を歩いた、アーウィットさんのコスモポリタンとしての側面を感じてほしい」と話す。「柔らかな自然光が差し込むスペースで、写真を見ながらゆったりとした時間を過ごしていただければ」とも。
開催時間は11時~19時。月曜定休。入場無料。7月14日まで。