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銀座・ミキモト本店で広告展-明治時代の広告など160点

アートディレクター村越襄さんが手掛けたミキモトのカレンダー

アートディレクター村越襄さんが手掛けたミキモトのカレンダー

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 銀座・ミキモト本店(中央区銀座4、TEL 03-5550-5678)6階のミキモトホールで12月5日、「ミキモト真珠発明120周年記念『ミキモトの広告にみる美の世界』展」が始まった。

「ミセス」 1964年(昭和39年) 11月号に掲載されたミキモトの広告。篠山紀信さんが撮影。

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 同展は、1899(明治32)年の創業当時から太平洋戦争前、そして高度成長期を迎えた1950~60年代から現在に至るまで、同社が制作した広告や販促物を展示。創業時から現在に至るまで継承される同社の美意識と宝飾文化の普及に果たした役割を、広告宣伝の視点から紹介するもの。

 展示は「ミキモトの広告の原点 御木本幸吉の宣伝力」「MIKIMOTO PEARL を世界へ 明治~昭和初期」「ジュエリー文化を日本へ 花開いた1950~60年代」「現在に続くミキモトの美の世界」の4テーマで構成する。

 創業当初の主な顧客であった外国人向けに「MIKIMOTO」「PEARL」といった単語を使った「The Japan Times」掲載の広告や1964(昭和39)年開催の東京オリンピックの案内地図に掲載された広告など160点を展示。

 ミキモト広報宣伝課広報部長の市川美穂さんは「真珠はかつては限られた人たちだけが楽しめる高価なものだったが、養殖真珠が発明されたことにより、世界中の女性たちがそれを身に着け、心を豊かにして楽しめるものになった。これまでミキモトが過去から受け継いできた『美の基準』を各時代の息吹を伝える広告を通してご覧いただければ」と話す。

 開催時間は11時~19時(12月14日~24日は20時まで、1月4日は18時まで)。12月31日~1月3日は休館。2014年1月13日まで。入場無料。

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