松屋銀座(中央区銀座3)地下1 階の日本酒有料試飲バー「KIKIZAKE BAR(キキザケバー)」で7月1日から、大妻女子大学の学生が開発に携わった日本酒のカクテルが期間限定で販売される。
販売される「オリジナル日本酒カクテル10種」は日本酒の飲酒経験が浅いと考えられる若い女性をターゲットに、飲食に関する調査研究事業などを行うNPO法人FBOと大妻女子大学ライフデザイン学科の学生が共同開発したもの。「日本酒を楽しむ第一歩」として、新しい日本酒の飲み方を提案することが目的という。
販売するのは和のモヒートをイメージした「リスタート」、牛乳を使ったカシス風味の「エンジェルズシェア」、「ユーグレオレンジ(ミドリムシ)」を使った「トパーズ」などの美容や健康を意識した「スイーツカクテル」や、新潟県十日町市や神奈川県湘南地域の特産品を使った「ご当地カクテル」など。販売価格は500円台~700円台を予定する。
同NPO「日本酒文化発信プロジェクト」担当の川上愛さんは「カクテルの楽しみの一つとして、味や見た目はもちろん、『ネーム』や『ストーリー』がある。一つ一つのカクテルにはテーマがあり、学生が一団となってネームやストーリーまでこだわった」と話す。
営業時間は17時~20時(土曜・日曜・祝日は16時~)。7月31日まで。