千代田区立日比谷図書文化館(千代田区日比谷公園1)4階の「スタジオプラス(小ホール)」で9月6日、講座「日本の女性画家たち~平安時代から近・現代まで~第2回『女性による書画制作の歴史:平安時代の女房から近代の文人まで』」が開かれる。
多くの男性画家たちの中にあって、画家としての足跡を残した女性たちとその活動のあり方について解説する同講座。全3回シリーズの第1回「上村松園とその時代」は予約で満員となる盛況ぶりだ。
第2回は、記録の上では平安時代までさかのぼることができ、江戸時代以降はさまざまな流派・ジャンルでの活躍が認められる日本の女性画家の歴史的な展開をひも解いていく。
講師を務める山種美術館特別研究員の三戸信惠さんは、サントリー美術館で「鳥獣戯画がやってきた」展、「清方ノスタルジア~名品でたどる鏑木清方の美の世界」展などを企画・担当した後、山種美術館の「松園と華麗なる女性画家たち」展などの企画に関わり、「かわいい琳派(りんぱ)」などの著書もある。
開催時間は19時~20時30分。参加費は1,000円で、定員は60人。申し込み方法などはホームページで確認できる。