有楽町駅前第1地区市街地再開発組合(中央区銀座2)は、有楽町駅前に建設中で今年10月にオープン予定の新複合商業施設の名称を「有楽町イトシア」(千代田区有楽町2)にすると発表した。
総事業費461億円をかけて行われる再開発事業により、地上21階、地下4階建て、延床面積が約75,000平方メートルの同施設ビルを建設。商業施設、オフィスなどの業務施設、駐車場施設から構成されている。
同施設の中核店舗となるのは、有楽町エリア初の出店となる「丸井有楽町店(仮称)」。同施設の地上1階から8階までを使用し、売り場面積では約18,500平方メートルを占める。丸井(中野区)広報担当者によると、同社の店舗展開はいくつかのタイプがあり、若者を対象にしたファッション中心の「シティタイプ」、食料品販売も含めた郊外型の「ファミリータイプ」などが多く見られるが、今回の出店については「メーンターゲットを『社会人』に据えた、今までにない新しいタイプの店舗展開になる」という。
入店ブランドなど詳細については、9月以降に発表の予定。