「有楽町マルイ」詳細明らかに-133店が有楽町・銀座初登場

都心部最大規模となる「有楽町マルイ」外観。売り場面積は18,500平方メートル。

都心部最大規模となる「有楽町マルイ」外観。売り場面積は18,500平方メートル。

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 丸井(本社=中野区)は9月14日、「有楽町イトシア」の核店舗として同社都心部最大規模となる「有楽町マルイ」(千代田区有楽町2、TEL 03-3212-0101)を10月12日にオープンすると発表した。

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 同店の売り場面積は同社都心部最大規模の18,500平方メートル。フロア構成は1階=ファッション雑貨・レディスバッグなど、2階=婦人服・レディスシューズ、3階=婦人服、レディス雑貨、4階=婦人服・レディス雑貨・ライフスタイル雑貨、5階=婦人服・ランジェリー・着物など、6階=紳士服、メンズ雑貨、7階=紳士服、メンズシューズなど、8階=スポーツ・メンズバッグなど。

 店内は、店舗環境のトータルプロデューサーに空間デザイナーの間宮吉彦さんを起用、「店内をウインドーショッピング感覚で『周遊』」(同社)できるよう間接照明を多く配した広い通路を設置。「青山フラワーマーケット」を展開する「パーク・コーポレーション」(港区)とコラボレーションし全館を通じグリーン環境の提案を行うほか、内装・グリーン・ソファ・照明などトータルコーディネートされたパブリックスペースも用意する。音響空間デザイナーの辻邦浩さんがプロデュースするBGMでは、「ホテル・コスト」シリーズで知られる音楽レーベル「ランブリング・レコーズ」が楽曲提供を行ったほか、東京藝術大学音楽環境創造科による作曲・選曲を組み合わせフロアごとに異なるオリジナルBGMを制作した。

 「ライフスタイルの進化に対応し、ファッション領域の拡大を図る」「対象顧客を従来の学生を中心とする『若者』からおしゃれな社会人へと拡大」という「2つの領域拡大にチャレンジ」するという同店には、インテリア・雑貨ブランドの「フランフラン」の新業態で大人の女性を意識した雑貨ショップ「アバウトアガール バイ フランフラン」、「レッセパッセ」、「FRAPBOIS(フラボア)」など、有楽町・銀座エリア初登場ショップが133店、同社初登場ショップ86店が出店する。

 また、利用者にグループインタビューやインターネット調査などを行い「男子禁制のフロアがほしい」「購入品一時預かりサービス」などを取り入れたほか、「リストランテ アルポルト」片岡護オーナーシェフプロデュースの「茶寮 花絵」など3カ所にタイプの異なるカフェを備えた。シューズリペア、シューシャイン、イベントスペースなども用意し買い物以外の需要にも応える。

 同社新店舗は2006年大阪・難波出店以来。有楽町マルイを含め都内10店舗、全国23店舗を展開。同店の初年度売り上げは220億円を見込む。

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