ぐるなび(千代田区)は3月7日・8日、都心の駐車場で地方自治体が地域の産品を販売・PRする「地産他消」イベント「地域資源『青空市場』」を銀座7丁目の駐車場(タイムズ銀座7丁目第5駐車場)で開催する。
同イベントは、経済産業省・中小企業庁・中小企業基盤整備機構が推進する「ニッポンを元気にするプロジェクト・中小企業地域資源活用プログラム」の推進活動の一環。昨年11月に「地域資源パートナー」に登録した同社が、同社サイト「ぐるなび」に加盟する飲食店のオーナーやシェフ、一般消費者を対象に、都心の一等地で場所代をかけず、地方で作る農産物や特産品の販売やPRを行うもの。「地産地消」だけでなく、近隣の都市でも地元の特産品を流通させ、消費を活性化しようと「地産他消」を掲げるほか、「国産を食べよう」というメッセージも込める。「地域資源パートナー」の取り組みとしては今回が初めて。
参加する自治体は8つで、長野県中野市「信州黄金シャモ」や栃木県小山市・鹿沼市「いちご」、山梨県北杜市「青臭くない大豆飲料」、静岡県沼津市「冷温燻製アジ」などを販売するほか、工芸品などのディスプレー展示や特産品のサンプル配布も行う。
同社は「中小企業の取組と地域の活性化を積極的にサポートしていきたい」とコメントしている。開催時間は10時30分~16時30分。