新商業ビル「ギンザ・グラッセ」公開-ディーゼル旗艦店など14店舗

4月23日にオープンする新商業ビル「ギンザ・グラッセ」。ガラスを多用したことから「グラッセ」と名づけられた。

4月23日にオープンする新商業ビル「ギンザ・グラッセ」。ガラスを多用したことから「グラッセ」と名づけられた。

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 三井不動産(東京都中央区)は4月21日、オープンを23日に控えた新商業ビル「ギンザ・グラッセ」(中央区銀座3)を公開した。

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 同ビルは地下1階・地上11階建て、延べ床面積は7,540平方メートル。外壁にガラスを多用し、内部のアクティビティをもデザインの一部に取入れるほか、外観の一部は円曲を描くシンボリックな形状など、「きらびやかな」空間を演出。「キュート&ブリリアント」をコンセプトに、銀座の街歩きを楽しむ女性達や母娘をターゲットに据えた。

 ファッション・サービスでは、1階~3階=アジア最大級の面積を誇るイタリアのプレミアム・カジュアル・ブランド「DIESEL(ディーゼル)」、4階=ヘアサロンとエステティックスパの「資生堂 サロン&スパ 銀座」、5階=歯のクリーニングやホワイトニングをメーンで行う「ホワイトエッセンス銀座」とマイクロソフト公認スクール「パソコンスクールISA GINZA GLASSE」などが出店する。

 飲食テナントは、地下1階=フレンチ「仏蘭西料理 みつ和 GINZA」、1階=パティスリー&カフェ「patisserie mitsuwa GINZA」、6階=常時28アイテムのタルトがアート作品のようにショーケースを彩るケーキカフェ「Berry cafe」、7階=銀座初出店となるイタリアン「リストランテ・ヒロ GINZA」、和食料理店「かにと旬魚菜 KORA」、8階=タイレストラン「バンコクキッチン 有楽町店」、沖縄県産和牛や琉球豚アグーの鉄板焼「天ヌ御庭(テンヌウナー)」、9階=和食店「和食・うま酒 入母屋」、10階=340年の歴史ある知多小鈴谷の蔵元「盛田」の直営店・酒蔵料理「蔵人厨ねのひ」、11階=盛岡生まれの焼肉・冷麺・韓国料理「ぴょんぴょん舎GINZA UNA」など計14店舗。

 三井不動産担当者は、現在までに着手してきた銀座通り・マロニエ通り・並木通り・西銀座通りと隣接する有楽町での開発に加え、同商業施設のエントランスを松屋通りに構えることで、「面としてのプレゼンス向上を目指す」とコメント。今年9月に欧州カジュアル衣料ブランドの「H&M」(本社=スウェーデン)が核テナントとして出店する「TG銀座7丁目ビル」や、2010年開業予定の「銀座コマツビル」の開発を手がける同社は、今後も銀座エリアのさらなる活性化を目指す構え。

 初年度売り上げは36億円を見込む。

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