フレンチレストランを運営するパーク・フレンチ(港区)は9月9日、「レストラン タテル ヨシノ 銀座」(中央区銀座4、TEL 03-3563-1511=8月26日から開通)を「PIAS GINZA」12階にオープンする。
銀座に初出店が決まった「レストラン タテル ヨシノ 銀座」メーンダイニングのイメージ
オーナーシェフの吉野建さんは1979年に渡仏。「アルケストラート」「トロアグロ」などフランス料理の名店で修行を行った後、5年後に帰国。1989年に小田原にフレンチレストラン「ステラ・マリス」をオープンした。その後、フランス料理への情熱から、再度渡仏を決意。1997年にはパリ8区に念願の「ステラ・マリス」を開店、2006年版ミシュランガイドでは1つ星を獲得した。
同店は、芝パークホテル別館(港区)の「キュイジーヌ フランセーズ タテルヨシノ」やパークホテル東京(同)の「ガストロノミーフランセーズタテルヨシノ」に続く3店舗目の直営レストラン。ホテルでの展開を経て、今回初めて街場への出店を決めた。同社広報担当者は「ホテル宿泊者だけでなく、昼はセレブな女性や銀座に訪れる買い物客、夜はビジネスシーンなど幅広い客層を狙う」と話す。
同店のデザインコンセプトは「伝統を大事にしながら否定せず、モダンと融合させながら進化させ、伝統を伝えていく」を意味する「ネオ・トラディショナル」。内装はクリーム色を基調に、吉野さんがテーマにする「海の色、自然の色」である青色などの自然色を随所に用いる。壁面は同ビルのマテリアルをそのまま使用し素材感を生かしたほか、メーンダイニングの天井高は7メートルに及び、広々としたスタイリッシュな空間を演出する。店舗面積は377平方メートル、客席数はメーンダイニング58席、個室A=12席、個室B・C=各4席、バー5席。
料理は、有機野菜や自然の中で育った豚や牛、ヤギ肉、新鮮な魚介類など自然な食材だけを用いた創作フレンチをコース料理とアラカルトで提供。自然や風土に逆らわず大地の実りをそのまま皿に盛り込む「テロワ(大地)の料理」をモダンにアレンジする。ワインは、ディレクター・若林さんのセレクトによるボルドーやブルゴーニュを中心に400種類を取りそろえるほか、水にもこだわりを見せ、軟水から硬水まで常時10種類のミネラルウオーターを用意する。
料金は、ランチ=4,725円~、ディナー=13,650円~。営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時30分~21時。日曜・年末年始定休。オープンを記念し「オープン記念特別メニュー」(17,850円)を用意する(9月30日まで)。オープン前の予約はレストラン タテル ヨシノ 銀座店 開業準備室(TEL 03-3433-4141)まで。
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