銀座ベルビア館でラーメンイベント-一風堂社長創作の限定200杯

同店で今年6月に限定販売した第13作四季のラーメン「W」。フルーツの和えそば、ピクルスのつけ麺、2種類のブイヤベースで楽しみ方もすべてがW(ダブル)となった

同店で今年6月に限定販売した第13作四季のラーメン「W」。フルーツの和えそば、ピクルスのつけ麺、2種類のブイヤベースで楽しみ方もすべてがW(ダブル)となった

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 博多ラーメン「一風堂」を展開する力の源カンパニー(福岡市)は10月23日、200杯限定ラーメン「第14作 河原成美 四季のラーメン」を販売する。場所は、同社が運営する銀座Velvia館7階のラーメンダイニング「銀座五行」(中央区銀座2、TEL 03-5524-0002)。

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 「四季のラーメン」は福岡県の一風堂・大名本店で2001年よりスタートしたラーメンイベント。同社河原成美社長が中心となり、毎回テーマやコンセプト、麺のイメージなどを決定し創作する「その日にしか味わえない幻の一杯」を提供する。河原さんは「一流の品、一流の技、一流の人が集う『世界の銀座』に、自らが生み出す渾身の創作ラーメンで挑む」と同店での開催を決意。今年2月、6月に続き、今回で3回目の開催を迎える。「これまでラーメンマニアの方や同業者の方などがお越しになった。毎回、全食完売になるほどの人気ぶり」(同社広報宣伝担当・泉さん)という。

 今回のラーメンは14作目で、お題は「あら燻香(あらくんくん)」。スープは、東京で幻の魚と言われる「あら」(東京名ではくえ)から潮汁をつくり、平戸の焼きあなご、帆立の貝柱、げんこつからとった清湯スープを加え、計4種類から作られた。手切りの加水多めな不ぞろいの麺を使用し、トッピングにはあらの身を贅沢に使った桜の木チップで燻した燻製、焼き松茸、ゴーヤとくずの磯辺揚げ、ラディッシュの芽を飾る。隣には秋の味覚の栗のおこわを添え、「移ろいゆく秋を丼の中に表現した」(同)。

 今回初の試みとして、200杯のうち100杯の事前予約を設けたが既に定員に達したという。価格は1,500円。販売時間は18時から。完売次第終了。

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