銀座ベルビア館にラーメンダイニング「五行」-都内2店舗目

都内2店舗目となる「銀座五行」店内の様子。レンガを生かし大きめに作られた椅子を配すなどレストランを意識した造りが特徴。

都内2店舗目となる「銀座五行」店内の様子。レンガを生かし大きめに作られた椅子を配すなどレストランを意識した造りが特徴。

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 博多ラーメン「一風堂」の運営などを行う力の源カンパニー(福岡市)は4月19日、都内2店舗目となるラーメンダイニング「銀座五行」(中央区銀座2、TEL 03-5524-0002)を銀座Velvia館7階にオープンした。

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 博多、京都、西麻布に店舗を展開してきた「五行」は、独特の調理法「焦がし」を用いた「焦がし味噌麺」「焦がし醤油麺」でも知られ、「ゆるりといい時間を味わいながら好みの麺で締める」(同社)というラーメンの新しい楽しみ方を提案しているラーメンダイニング。店名は中国古来の思想「陰陽五行」に由来しているという。

 店舗面積は約37坪。店内は壁面のレンガを生かし、所々にモノクロ写真を配置、バーカウンターも備えるなどレストランを意識した造りが特徴。大きめに作られた椅子やソファで構成された客席は45席。

 都内既存店舗の「西麻布五行」よりも「よりダイニング的な要素に力を入れた」(同店宮崎千尋店長)という同店は、「お酒を飲みに来て頂き、締めでラーメンを食べて頂きたい」(宮崎店長)との考えからシャンパン(8,000円~)、白・赤・ロゼワイン(5,000円~)からダブルカシス(リキュール)をシャンパンで割ったオリジナルカクテル「五行ロワイヤル」(1,200円)や九州のものを中心に取りそろえた芋焼酎(600円~)、日本酒(650円~)などアルコールも豊富に用意する。

 メニューは、つけ麺の麺を使用した「きな粉の香り 焙煎麺サラダ」(980円)、「豚骨スープあんかけ 五行オムレツ」(900円)、「麺屋の隠し味 五行特製コロッケ」(800円)や「鯛わた塩辛」(550円)、「博多柳橋市場 魚屋さんの明太子炙り」(880円)などの一品料理のほか、ラーメンは「焦がし味噌麺」(1,000円)、とんこつには珍しい太麺を使用した「とんこつ麺」(1,000円)、「鶏塩麺」(1,000円)、国産小麦にきな粉を炒ったものを加えた麺の「焙煎黒豚つけ麺」(1,200円)を提供。焦がし味噌麺のタレと麺以外、都内既存店の西麻布五行とはスープや麺などを変えメニューも一新した。器は有田焼きのものを多く使用。焦がし味噌麺ととんこつ麺の器も有田焼の特注品で「こけし型」をしたユニークなもの。「博多五行」と同店でのみサーブされる。客単価は4,000円~5,000円。

 宮崎店長は「今後より麺屋のテイストの入ったつまみを増やしていく方針」と話している。同社は今年中に、ラーメンダイニング業態店舗のニューヨーク進出を目指している。

 営業時間は、平日・土曜=11時~翌3時(ラストオーダー翌2時)、日曜・祝日=11時~23時(ラストオーダー22時30分)。無休。17時から予約を受け付ける。

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