プラザのPB「インプライベート」、プラザ銀座に初のコンセプト店

初のコンセプトショップ「in private PlLAZA GINZA」。PBブランドの専門店で20代の自分の部屋を持つ未婚の女性をターゲットに据える

初のコンセプトショップ「in private PlLAZA GINZA」。PBブランドの専門店で20代の自分の部屋を持つ未婚の女性をターゲットに据える

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 「PLAZA」を運営するスタイリングライフ・ホールディングス(港区)は9月16日、PLAZA GINZA(中央区銀座5)内に初のコンセプトショップ「in private PlLAZA GINZA」をオープンした。

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 輸入品を中心に独自の商品展開を強みとしてきたPLAZAだが、市場や国際的な流通環境の変化の中で輸入品だけに頼らない独自性のある商品開発を目指し誕生したPB(プライベートブランド)ブランド「in private」。コンセプトは「普段使いのものをかわいく、楽しく」で、ターゲット層は20代の自分の部屋を持つ未婚の女性に据えた。

 店舗面積は11坪。オリジナルの雑貨やルームウエアのほか同ブランドセレクトの輸入雑貨などを販売する。専任デザイナー2人が欧米などのトレードショーで入手した最新のトレンドを「デザインに生かした」商品展開に力を入れ、一切外注せずに独自のデザインを展開。価格帯はPLAZAと同じく2,000円~3,000円代が中心。

 商品は、ハート柄やクマをちりばめたルームブーツ(2,520円)やルームウエアセット(5,880円)、シュシュ(682円)、パステルカラーのランチボックス(1,260円)、オニギリケース(420円)、サンドイッチケース(735円)など。「実際の購買者はターゲット層よりも幅広く、F1層(20歳~34歳)より上の大人の女性にも支持されている」という。

 同社プラザスタイルカンパニーMD開発部の鈴木顕統括部長は「輸入品は、デザインは良くても機能や質感、設計が日本人のライフスタイルに合わないとか、逆に日本人には当たり前で便利なものが欧米にないということもある。その辺りが輸入品中心の品ぞろえの弱点だったが、そのすき間の、輸入品では補えない点を商品化したのが『in private』」とし、「独自の店舗を持つことでブランドとしての品ぞろえ強化の足掛かりにしたい。PLAZAの既存売り場とは違う展開やアピール法を模索し、PLAZA他店舗へのフィードバックも考えている」と話す。

 営業時間は11時~21時。

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