新富町近くに「ノベルティーミュージアム」開館へ-館長に森永卓郎さん

吉野家のノベルティーで「森永卓郎」のフルネーム入りのマイ丼を手にするノベルティーミュージアム館長の森永卓郎さん

吉野家のノベルティーで「森永卓郎」のフルネーム入りのマイ丼を手にするノベルティーミュージアム館長の森永卓郎さん

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 東京メトロ・新富町駅近くに10月10日、国内企業のノベルティーグッズや駄じゃれグッズを展示する「ノベルティーミュージアム」(中央区入船、TEL 03-6686-7074)がオープンする。運営はNPO法人ノベルティーミュージアム。

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 ノベルティーグッズを集めた常設のミュージアムは初で、経済アナリストでさまざまなコレクターとしても知られる森永卓郎さんが館長を務め、小学生のころから各種パッケージの収集を続けているという庶民文化研究家の町田忍さんが副館長に就任した。森永さんと町田さんが収集したノベルティーグッズ、各メーカーから借り受けたノベルティーグッズなど数千点以上を展示する。

 森永さんが提供したものは牛丼の吉野家のノベルティーで「森永卓郎」のフルネーム入りの吉野家マイ丼やペコちゃんのフィギュア、ビスコのパッケージなど。最も古いのはグリコの戦前のおまけで、そのほか1932(昭和7)年発行の「少年倶楽部」(講談社)の付録だった紙製のエンパイアステートビルなども。

 「町田忍副館長」提供コーナーには、マーブルチョコレート、コアラのマーチ、チョコボールの歴代のパッケージやマクドナルド、ケンタッキーフライドチキンのオリジナルカップなどが並ぶ。プロデューサーの秋元康さんから借り受けたセブン-イレブンの非売品ベアブリックはAKB48メンバーも一体しか持ってないと言われるレアもので、48体コンプリートの状態で展示する。

 同ミュージアム広報担当者は「企業の販売促進担当者、一般のノベルティーグッズのコレクター、小学校生から高校生、ご家族連れまで幅広く来館いただければ」と話す。

 オープン日にはトレランス銀座ビル4階(中央区銀座3)で森永さん、町田さん、同NPO代表の藤井勝典さんによるトークショー(11時30分~13時)を予定している。

 開館時間は10時~17時(最終入館は16時30分)。月曜休館(月曜が祝日の場合は火曜休館)。入場料は、大人=300円、小学生~高校生=100円。

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