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東銀座に「大阪風」たこ焼きといなりずしの店-飲み屋仲間が共同出店

たこ焼きといなりずしの「銀座ふくよし」

たこ焼きといなりずしの「銀座ふくよし」

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 東銀座に6月20日、たこ焼きといなりずしの店「銀座ふくよし」(中央区銀座3、TEL 03-6228-4004)がオープンした。

店頭でたこ焼きを焼くスタッフ

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 広告制作会社を経営する東京出身の福田謙三さんと、番組制作会社を経営する大阪出身の菊吉隆さんが共同で経営する同店。2人は8年ほど前に「飲み屋の常連」として知り合い、2~3年ほど前からたこ焼き店を構想。福田さんは菊吉さんをきっかけに、「だしが利いていてソースをつけなくても食べられる大阪のたこ焼きの味を知った。東京の方にもこの味を食べてもらいたい」と思いを強めていった。

 構想が具体化したのは、福田さんが借りていた駐車場の近くで営業していたおにぎり店が昨年12月に閉店して空き物件となる話を聞いたことから。店舗面積は約11坪で、席数は15席。店内は木目と白壁を基調に「清潔感」を出し、路面一部にカウンターと焼きブースを設けて店頭販売も行う。

物件が広かったことからイートインスペースを設け、「たこ焼き同様、東京とは味が違う」という「大阪のおいなりさん」を一緒に扱うことにした。いなりずしは「酢飯の味にこだわった」といい、薄揚げはご飯を包むのではなく「巻き込む」のが特徴。

 販売するのは、何もつけずに食べるたこ焼き「そのまんま」、ソース、マヨネーズ、かつお節などの「ぜんぶのせ」(以上、8個入り500円)、ネギとポン酢で食べる「ねぎぽん」(8個入り550円)など。いなりずしは、小いなりずし3個、卵焼き、豚汁を組み合わせた「おいなりさんセット」(500円)など。ドリンクメニューは、生ビール(480円)、ウーロン茶(150円)。

 福田さんは「木挽町も近く、銀座でも下町のエリア。地元の人たちに愛される気取らない店になっていければ」と話す。

 営業時間は11時~22時。土曜・日曜・祝日休業。

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