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北米で人気の日本映画4作品を「逆輸入」上映-銀座で「SUSHI TYHOONまつり」

漫画家、故・石川賢さんの伝説コミックを映画化したヤクザ映画「極道兵器」(坂口拓さんと山口雄大さんの共同監督、© 2010 KEN ISHIKAWA/Dynamic Planning-YAKUZA WEAPON Film Partners)

漫画家、故・石川賢さんの伝説コミックを映画化したヤクザ映画「極道兵器」(坂口拓さんと山口雄大さんの共同監督、© 2010 KEN ISHIKAWA/Dynamic Planning-YAKUZA WEAPON Film Partners)

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 北米を中心に人気を集める日本映画4作品を「逆輸入」する特集上映企画「SUSHI TYHOON(スシタイフーン)まつり」が7月23日、銀座シネパトス(中央区銀座4、TEL 03-3561-4660)で始まる。

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 SUSHI TYHOONは2010年にスタートした映画レーベル。三池崇史監督作品などを海外向けに販売していた日活プロデューサーの千葉善紀さんが、北米マーケットでの販売を前提とした映画製作の依頼を受けてマシンガンを腕に装着した少女が主人公の「片腕マシンガール」(2007年、井口昇監督)を製作。同時期に売り出された「東京残酷警察」(2008年、西村喜廣監督)と並んで北米でDVDを10万枚売り上げるなど人気を集めたことが、レーベル立ち上げのきっかけとなった。

 制作のルールは「5分に1回何かが起き、観客を飽きさせないこと」。千葉さんの「経験」に基づいた「観客に受けるジャンル映画」の条件といい、アクション、バイオレンス、ホラー、コメディーなどの要素を多彩に盛り込んだ「世界の映画ファンが見たいと思う日本映画」をリリースしていくという。

 レーベル第1弾として製作された作品は、アクション監督の下村勇二さんと「女忍 KUNOICHI」の千葉誠治監督がタッグを組んだSF異種格闘バトル「AVN エイリアン VS ニンジャ」、西村監督が近未来日本を舞台に人類対ゾンビの戦いを描いたスプラッタ・アクション「ヘルドライバー」、新型ヤクザ映画「極道兵器」(山口雄大さんと坂口拓さんの共同監督)、野球バイオレンス青春ホラー・スプラッタ映画「デッドボール」(山口監督)の4作品。AVNは昨年アメリカで公開されリメークが決定しており、他の3作も現在海外の映画祭で続々と上映されている。

 海外からの「逆輸入」日本映画として、同4作を一挙公開。初日となる7月23日には、井口監督が司会を務め、各作品上映前に作品監督、VFXスーパーバイザーの鹿角剛司さん、出演者らが登壇して舞台あいさつを行う。

 上映時間はホームページで確認できる。

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