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銀座のバーテンダー18人、頂上決戦へ-カクテル試飲イベントも

昨年は銀座エリアで2位だった「リトルスミス」耳塚史泰さんが全国優勝(画像=昨年の銀座支部予選表彰式の様子)

昨年は銀座エリアで2位だった「リトルスミス」耳塚史泰さんが全国優勝(画像=昨年の銀座支部予選表彰式の様子)

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 銀座のバーテンダーがカクテル作り日本一を競う「第39回全国バーテンダー技能競技大会」の銀座地区予選が11月13日、「コートヤード・マリオット 銀座東武ホテル」(中央区銀座6、TEL 03-3546-0111)で開催される。

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 主催は日本バーテンダー協会(通称N.B.A.、千代田区有楽町2)で、銀座エリアからは約130店舗246人が加盟。バーテンダーの学問的知識と実践的な技能を競う同大会は1972(昭和47)年にスタート。銀座地区は全国でも突出した技術レベルの高さで知られ、昨年はエリア予選を2位で通過した「リトルスミス」(銀座6)の耳塚史泰さんが、2009年は「オーパ」(銀座1)の田畑道崇さんが、それぞれ全国大会優勝を果たしている。

 予選は「フルーツカッティング」「課題カクテル」「創作カクテル」の3部門で審査し、上位4人が関東地区本部大会へ、関東大会から上位7人が全国大会へ出場する仕組み。今年の課題カクテルはウイスキーベースの「マンハッタン」で、カットするフルーツはパイナップルやグレープフルーツなど。

 出場するのは、野原健太さん(ギンザゼニス)、白川民子さん(ブロッサム)、吉本武史さん、戸沢貴光さん(以上フォーシーズンズ)、山本悠可さん、岩本優志さん、内藤茂敏さん、木戸孝司さん(以上オーパ)、山崎剛さん(スタア・バー)、松尾一磨さん、上橋大志さん(以上リトルスミス)、喜多容子さん(酒向バー)、高瀬健一さん(バリスタ)、佐藤隆介さん(パナセ)、山口耕一郎さん(バー東京)、岡崎ユウさん(アバンティー)、小山圭介さん(バー保志)、江崎英夫さん(レイジ)の18人で、いずれもバーテンダー経験5年以上。

 会場では大会の様子を「観戦」できるほか、予選終了後には出場選手による創作カクテルの試飲や、カクテル作り体験コーナー、田畑さんや岡本太一さん(ガスライト銀座)など先鋭バーテンダーによるカクテルを提供するイベント「THE BAR at GINZA」も実施。今年は東日本大震災の復興支援企画としてオリジナルカクテル「スマイルハート」の販売も行う。

 N.B.A.銀座支部長で「ギンザゼニス」(銀座8)オーナーの須田善一さんは「さまざまなデザインと各選手の演技が見どころ」と期待を寄せ、「全国バーテンダー競技会はバーテンダーの大会で最も権威ある大会。カクテルの楽しさや美しさ、所作などを間近で見て、楽しんでもらえれば」と話す。

 予選は12時30分~16時、THE BAR at GINZAは17時~20時。入場料は、前売り=8,000円、当日=9,000円など(チケットの問い合わせはギンザゼニスまで)。

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