東銀座に豚骨しょうゆラーメンを四角い丼で提供する「城南らーめん 紫龍(しりゅう)東銀座店」(中央区銀座3、TEL 03-6228-4346)がオープンして間もなく2カ月がたつ。
運営はPDC(品川区)。昨年7月に品川・旗の台に1号店をオープンし、2号店として出店。「インパクト」を狙った四角い丼が特徴で、ゲンコツ(豚の大腿骨)とモミジ(鶏の足先)を10時間炊き上げたスープに、小麦の殻を一緒に練り込んで「風味・歯応えに特徴を持たせた」麺を合わせた。
主なメニューは「らーめん」(650円)、「紫龍らーめん」(750円)、「チャーシューめん」「つけ麺」(以上850円)など。看板メニューとなる「紫龍らーめん」にはキャベツ、モヤシ、角切りチャーシューをトッピング。太麺で量が多い「ガッツリ系」だが、背脂やニンニクなどの量を調整することで「女性のお客さまでもあっさり食べられる」という。「冷や麦のような細さ」が特徴の「細打ちらーめん」(650円)も。
店舗面積は約30坪。中央にオープンキッチンを設け、取り囲むようにカウンター13席をレイアウト。テーブル席と合わせて27席を用意する。店内は、工事現場用の照明や丸太椅子など本店を引き継いだ「武骨」な印象に、白い壁面や明るめの木材などで「カジュアルな雰囲気」を加えた。
「東銀座店は旗の台本店と比べてランチタイムの忙しさが特徴。ビジネスマンの多さを実感している」と本店の小川将義店長。「ラーメンは、これが完成形だとは思っていない。本店も含めて立ち上げたばかり。味つけや具材の切り方など、お客さまの声をどんどん取り入れて進化していきたい」と意欲を見せる。
営業時間は11時~24時(土曜・日曜・祝日は22時まで)。