フランス発ダンスブランド「Repetto(レペット)」の日本初の路面店で旗艦店となる「レペット銀座店」(中央区銀座2)が7月21日、銀座・ガス灯通り沿いにオープンする。
La Ballerine OPENING(3万9,900円、ブラック)
同ブランドは1947年、振り付け家ローラン・プティの母親であるローズ・レペットが創業。息子の勧めでダンスシューズのデザインを始め、パリ国立オペラ座に近くにアトリエを構えてダンサーたちの間で話題を集めるように。1956年、女優ブリジット・バルドーの要望を受けて初めてフラットバレリーナシューズをデザイン。多くのスターが利用して、レペットがタウンシューズとしても広く知られるきっかけとなった。
日本では新宿高島屋、西武渋谷店など11店を展開しているが、路面への出店は初めて。場所はガス灯通り沿いのビル1階・2階で、店舗面積は両フロア合わせて約236平方メートル。内装は壁面に大型鏡やレッスン用のバーを備え、オペラ座で使われるベルベットのカーテンを採用するなどして、パリ・オペラ本店と同様のコンセプトで「バレエのスピリット」を表現する。
1階では、タウンシューズ(メンズ、レディス、キッズ)、レザーバッグを販売。1階から2階へ続くトーシューズ専用棚には1700足以上をディスプレーする。2階ではレオタード(レディス、キッズ)、ダンスシューズ、ダンスバッグなどのダンス用品を中心に展開。タウン用バレリーナシューズのオーダーメードシステム「アトリエレペット」も日本で初めて導入する。
オープンを記念して、バレリーナシューズ「La Ballerine OPENING(ラ・バレリーヌ オープンニング)」(3万9,900円)も販売。インソールに「Tokyo Boutique」の文字とシリアルナンバーを刻印するもので、ブラックとペールピンクの2色展開。各限定50足を用意する。
同店を運営するルック(目黒区)ブティック事業部ショップ課課長の星一幸さんは「日本にいながらパリ本店で買い物をしているような気分を味わってもらえれば」と話す。
営業時間は11時30分~20時。