串天ぷらと小皿料理を提供する和食居酒屋「和バル 銀鉢(ぎんはち)」(中央区銀座8)が10月3日、銀座8丁目にオープンした。
1968(昭和43)年栃木県生まれの店主。10代からそば店、フグ店などの和食系料理店、ホテルなどで修業を積み、2年前から「独立」を構想。28年間、さまざまな店舗で商品開発を手掛けてきた経験を踏まえ、「本当の自分のメニューや接客でチャレンジしたい」と同店出店にこぎ着けた。
場所は銀座コリドー街に近い銀座8丁目で、もともと老舗うなぎ店が営業していたビル。客席だった2階部分へ出店し、スケルトンから手を入れた。店舗面積は約40平方メートルで、茶色とオフホワイトを基調にした内装にカウンター8席、テーブル10席を設ける。
「板前和食をカジュアルに」がコンセプト。主力メニューは「串天ぷら」(150円~300円)で、「焼き鳥や串かつのように気軽に食べてもらいたい」との思いで、シシトウ、シイタケ、エビ、タコとオリーブなど13種類を串に刺して提供。注文ごとに揚げて提供する。ほかに小皿料理(350円~)として、自家製厚揚げや総菜3種盛、ふろふき大根のゆずみそ、黒豚の角煮などを常時20種類以上取りそろえる。
ドリンクは焼酎、日本酒、ワインなどをそろえ、生ビールは580円。ランチはヒレかつ丼、釜揚げしらす丼 (以上850円)、週替わりプレートなど。客単価は3,000円(夜)。
「本格的な板前和食を小皿や串にアレンジしたカジュアルな和食店。忙しいサラリーマンに向けて、夜は気軽に和食を楽しんでお酒を飲む場所として、昼は一汁三菜を基本にした栄養バランスを考えたメニューを出す店として、お客さまに楽しんえもらえるように心掛けたい」と店主。
営業時間は11時~14時、17時~23時。