銀座・有楽町・京橋の高級フランス料理店3店舗がドレスコードをなくして、オリジナルカレーを1,000円で振る舞うチャリティーイベント「東京グランメゾン チャリティカレー」が11月18日より、開催される。
東日本大震災復興支援を目的にしたチャリティー企画で、「シェ・イノ」(中央区京橋2)料理長の古賀純二さんが発起人となり昨年5月に初めて開催。グランメゾンが手掛ける1,000円カレーが話題となって、これまでにカレーの売り上げと店頭での義援金箱への募金を合わせて484万1,277円の義援金を集め、全額を日本財団、食を通じた被災地支援団体「aoSORAnt」に寄付してきた。
第4回となる今回は、シェ・イノ、「銀座レカン」(銀座4)、「アピシウス」(千代田区有楽町1)の3店舗が参加する。シェ・イノでは岩手・宮城県産肉を使ったメンチカツを盛り込んだスペシャルメンチカツカレーを、レカンではカツカレーを、アピシウスでは、スネやモモを赤ワインで煮てカレーに添えたビーフカレーをそれぞれ約500食ずつ提供。合わせてグリーン近江農業協同組合 日野菜生産部会からの提供を受け、店ごとに異なる味付けや調理でしつらえた日野菜も付け合わせる。
「4回目だが、被災地への思いはさらに強くなっている」と古賀料理長。イベント実施に向けて「食べる人も、被災地の人も、とにかくみんながハッピーになれば。頑張ります!」と意気込む。
ドレスコード、年齢制限は設けない。開催時間は11時~15時(カレーライス以外の販売は行わない、予約不要、当日の状況に応じて整理券を配布する)。