食べる

どさん子と力の源カンパニーが「どさん子 銀座店」-ブランド再構築

「どさん子 銀座店」の「どさん子味噌 赤練(あかねり)」

「どさん子 銀座店」の「どさん子味噌 赤練(あかねり)」

  • 0

  •  

 銀座3丁目のチャンポン店「ハカタノチカラ」跡に5月9日、「どさん子 銀座店」(中央区銀座3、TEL 03-5191-5090)がオープンした。「札幌ラーメンどさん子」の「どさん子」(港区)と「博多 一風堂」「五行」の「力の源カンパニー」(福岡県福岡市)が共同で運営する。

「どさん子」の店内風景

[広告]

 「札幌ラーメンどさん子」は1967(昭和42)年に1号店を開店。みそラーメンを売りに1977(昭和52)年には全国で1000店舗にまで規模を拡大したラーメンチェーン。

 「どさん子」はラーメンの主要顧客層である10~30代へのアプローチを課題の一つとしており、これらの層に対するマーケティングについてのノウハウを持つ「力の源カンパニー」と協業する。

 「どさん子 銀座店」では「札幌ラーメンどさん子」をリブランディング(=ブランドを再生・再構築すること)し「どさん子」ブランドを確立することを目標に、プロモーションとテストマーケティングを行う。1年間の期間限定営業。

 リブランディングコンセプトには「かつてどさん子を食べたことのある人が郷愁を感じる『あの味』『あの店』であること」「懐かしさ(王道)と新しさ(先進性)」などを掲げ、北海道・岩田醸造製の赤みそ「紅一点」などを使い、極太ちぢれ麺で具材にはチャーシューの代わりにさんしょうひき肉を載せた「どさん子味噌 赤練(あかねり)」(780円)や「昭和30 年代の昔懐かしい正統中華そばをイメージ」した「つたや中華 正油」(630円)などを提供する。

 同店のプロデュースを担当する「力の源パートナーズ」(築地4)の小川剛社長は「『札幌ラーメンどさん子』は当時、関東地方では常識だった『ラーメンと言えばしょうゆ味』という概念を覆し、さらに『ラーメン専門店』『ご当地ラーメン』『全国チェーン展開』という現在のラーメン業界では普通になっている業態を創ったパイオニア。懐かしくて新しい、王道を行く『どさん子の味』をぜひ試してみてほしい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時~22時30分。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース