築地がホームグラウンドのレビューカンパニー「サルメ」、里帰り公演

8月21日から24日まで築地ブディストホールで公演を行うレビューカンパニー「サルメ」のメンバー

8月21日から24日まで築地ブディストホールで公演を行うレビューカンパニー「サルメ」のメンバー

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築地本願寺(中央区築地3)ブディストホールで8月21日~24日、レビューカンパニー「サルメ」の公演「BEAUTY&GHOST?  美女と亡霊」が行われる。

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 同カンパニーは座長で脚本も担当する色羽紫(いろは・むらさき)さんが2006年に立ち上げ、「21世紀型の芸者遊び」をコンセプトに、「全ての観客に『憂さ晴らし』を楽しんでもらう」を信条に掲げる。現在のメンバーは女性9人で、採用基準は「25歳以上の人生経験豊かな大人の女性」。

 設立当初から「すしざんまい」などを経営する喜代村(築地4)のバックアップを得て稽古場を提供してもらっていたこともあり、築地をホームグラウンドにしようと決めたという。これまでも度々同ホールで公演を行っており、メンバーも築地場外市場でチラシを配るなど、築地に根付いた活動を行っている。築地公演の度にチケットを購入して来場する場外市場の商店主も多いという。

 色羽さんは「レビューは歌と踊り、そしてそれを生かす寸劇によって構成される。サルメの公演では毎回、舞台と客席との一体感をつくり出すためにお客さまが参加できる仕掛けを入れ、観劇というよりはお座敷芸や宴会を体験する感覚で楽しんでいただきたいと思っている」と話す。

 2年3カ月ぶり、7回目の同ホールでの公演となる今回。同作は「夏という季節に合わせた納涼ホラーコメディー」で、公演期間中、850~900人の入場を見込む。

 「演劇やダンス公演の熱心なファンだけではなく、テレビや映画が好きな方たちにも気軽に楽しんでいただけるような舞台作りを心掛けている」と話す色羽さん。「日頃、何ととなくうまくいかないことや、もやもやしていることを何とかしたいという思いを心の中に抱えている人は多いと思う。そんな方たちにサルメの舞台でしばしの『憂さ晴らし』をしていただければ」と来場を呼び掛ける。

 入場料金は自由席の「じわっと人肌!マイルド一般シート」3,800円ほか。未就学児入場不可。公演スケジュールやチケット購入方法などの詳細はホームページで確認できる。

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