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今年急逝した安西水丸さんの作品展、銀座で-原画を中心に約300点

安西水丸さんのイラストレーション「たびたびの旅」原画1998年-「クリエイションギャラリーG8」で始まった「安西水丸展」

安西水丸さんのイラストレーション「たびたびの旅」原画1998年-「クリエイションギャラリーG8」で始まった「安西水丸展」

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 「クリエイションギャラリーG8」で10月17日、今年3月に急逝したイラストレーター・安西水丸(みずまる)さんの展覧会「安西水丸展」が始まった。

安西水丸さんによる「POPEYE」表紙

 安西さんは1942(昭和17)年東京生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、電通、ニューヨークのデザインスタジオADAC、平凡社でアートディレクターを務めた後、フリーに。

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 イラストレーション、漫画、エッセー、小説、絵本、翻訳など多岐にわたる分野で活躍する傍ら、大学などの講師や東京イラストレーターズ・ソサエティの理事長を務めるなど、イラストレーション界の発展と後進の育成にも力を尽くした。

 亡くなる直前まで机に向かって仕事をしていたという安西さんは生前、「頑張ろうと思わないこと。頑張らないと描けないのならまだ勉強不足だ」と話していたという。

 同展では、「ガロ」や「POPEYE」などの雑誌の表紙や挿絵、「ふわふわ」「おばけのアイスクリームやさん」などの絵本、村上春樹さんとの共著、展覧会などのために描かれた作品や少年期、大学在学中の作品など、40年間にわたって安西さんが手掛けた作品の中から原画を中心に約300点を展示する。

 同ギャラリーの小高真紀子さんは「今回の展示は、安西さんの突然の訃報に心の準備もないままにお別れすることとなった方々に、イラストレーションを通して安西さんに会いに来てほしいという気持ちで企画を進めてきた。たくさんの方に足を運んでいただければ」と話す。

 開場時間は11時~19時。日曜・祝日休館。入場無料。11月20日まで。

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