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日比谷図書文化館「アート情報支援コーナー」がリニューアル

リニューアルした千代田区立日比谷図書文化館の「アート情報支援コーナー」

リニューアルした千代田区立日比谷図書文化館の「アート情報支援コーナー」

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 千代田区立日比谷図書文化館(千代田区日比谷公園1、TEL 03-3502-3340)の「アート情報支援コーナー」のリニューアルから約3週間がたった。

千代田区立日比谷図書文化館「アート情報支援コーナー」にある美術系洋雑誌

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 同コーナーはアート・文学・カルチャーなどを取り扱う同館3階の「ブルーゾーン」の一角にある。

 もともと展示スペースとして使われていた場所を2013年に「みる」「つくる」「うごかす」「まなぶ」「きおくする」の6つに分け、アートに関するさまざまな資料を用意するコーナーに変更した。

 さらに今年5月19日、コーナーをより使いやすく、見やすくすることを目的に、図録の表面を出してディスプレーしたりレイアウトを変更したりするなどのリニューアルを行った。

 「みるための情報」には開催中の展覧会情報や全国の美術館ガイドブックなどアート鑑賞の際に役立つ情報を集め、「つくるための情報」には創作・表現活動の技法書や公募展、アーティスト・イン・レジデンスに関する情報などを集めるほか、「プロのアーティストになるためのノウハウ」も紹介する。

 「うごかすための情報」には、アート・マネジメント、アート業界などの情報や行政の芸術文化政策に関する資料などを、「まなぶための情報」では美術事典や年鑑を集めるほか、美術大学など専門教育機関や専門図書館の情報を紹介する。

 「きおくするための情報」には、過去に開催された展覧会のカタログ・図録や文化施設、関連団体の活動記録などを集める。借り出すこともできる図録類は150館以上の約1000タイトルに及び、一部は閉架書庫に収蔵してあるので、探している資料があれば2階カウンターで尋ねることもできる。

 新聞・雑誌の棚には美術専門新聞2紙と「Art In America」「art press」「frieze」などの洋雑誌6誌を含む国内外の美術系雑誌24誌を揃える。

 同館広報・営業部門広報担当の並木百合さんは「特に目的がなくぶらりと立ち寄ったお客様もさまざまな角度から楽しんでいただける、最新の展覧会情報や過去の展覧会のカタログ・海外の美術雑誌などが揃っている。アート情報の拠点としてぜひ活用してほしい」と呼び掛ける。

 開館時間は10時~22時(土曜は19時まで、日曜・祝日は17時まで)。第3月曜休館。

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