「夢酒みずき」(中央区銀座6)で5月3日~5日、岩手県三陸地域の食材を使った飲食メニューの提供などを行うイベント「さんりく海風マルシェ」が開かれる。共催は「さんりくチャレンジ倶楽部(一般社団法人さんりく未来推進センター)」。
同店店長の中川桂太さんは「東日本大震災から5年が経過し、あらためて『私たちにできること』を考えた」と話す。
同県の宮古・山田・岩泉などを視察する中で「三陸の日常を魅力的に感じ、首都圏の方々にもその魅力をお伝えしたい、三陸の美酒美食を味わっていただきたい」と考えたことが、今回のイベント開催のきっかけとなったという。
期間中は「アカザラガイを使ったコロッケ」(300円)、「今が旬!大粒蒸しガキ」「短角牛メンチカツ」(以上、500円)、「さんりく海風カレー」(800円)といった「さんりくメニュー」のほか、時間帯別に数量限定メニューの提供や同マルシェ限定の飲み放題プラン「さんりく SAKE ラウンジ」(2時間飲み放題、2,000円)を催す「プレミアム企画」も用意する。
「三陸は浄土ヶ浜などの景観美が有名だが、新鮮でおいしい魚介類や海風を感じる場所での酪農や農業も盛んで、おいしい山の食材もたくさんある。新たな三陸の魅力とこだわりの探訪、『自然を豊かに生きる』という三陸の人々の美意識、食材の産地や生産者さまのこだわりを知り、食生活を豊かにする食生活を豊かにする『新たな食スタイルの提案』をこのイベントを通じて行うことができれば」と中川さん。
開催時間は12時~20時。