銀座ウエスト本店(中央区銀座7)は6月12日から、夏季限定メニュー「フローズン・ストロベリーデザート」(972円)の提供を始めた。
同店は1947(昭和22)年、現在の場所にレストランとしてオープン。その後、喫茶店に業態を変えて現在に至る。白いテーブルクロスや白いヘッドカバーがかかった背もたれの長い椅子など、クラシックな雰囲気の店内は古い銀座を知る人にもファンが多い。
フレッシュバターと小麦粉生地を256層に折り畳み、一つ一つを職人の手作業で木の葉の形に成形する「リーフパイ」(5枚入り=648円ほか)やクッキーなどの「ドライケーキ」は、手土産や贈答品の定番としても知られている。
昨年に続いて提供する「フローズン・ストロベリーデザート」は、氷自体にイチゴ、ホワイトチョコ、カカオバターなどを溶かし込んだデザート。原材料のイチゴは、「ピューレ」した時に香りが出る、専用のイチゴを使う。
同店の金子シェフは「今までのかき氷とは少し違う、『洋』のイメージに合う新しいデザートを作った。独特な製法により、ふんわり軽い雪のような食感と風味を楽しんでいただける」と話す。
「6月18日からは『チェリーショート』、その後は『フロマージュ・メロン』『生いちじくのタルト』と、これからも季節の限定メニューを用意する。旬の果実を味わっていただければ」とも。
営業時間は9時~23時(土曜・日曜・祝日は11時~20時)。「フローズン・ストロベリーデザート」の提供は8月末ごろまでの予定。