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「アンティークモール銀座」がリニューアル 世界の骨董品1万点

「アンティークモール銀座」の店内風景

「アンティークモール銀座」の店内風景

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 骨董(こっとう)ショッピングモール「アンティークモール銀座」(中央区銀座1)が1月3日、リニューアルオープンした。経営はパビリオ(中央区銀座1)。

「アンティークモール銀座」の店内風景

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 直営店と、アンティーク商品を扱う店舗のテナント・ケース単位での出店で構成される同モールには、浮世絵、古伊万里、仏像、根付け、陶磁器、蒔絵(まきえ)、銀製品、和装小物、着物・帯、時計、西洋人形、洋雑貨小物など国内外の骨董品や着物などが並ぶ。

 リニューアルのコンセプトは「世界に向けて和の美しさをアピールする」で、着物店だけだった1階を「和と東洋美術」商品を扱うスペースにするなどの変更を行い、合計商品は約1万点と拡充した。

 パビリオの中村みゆき社長は「アンティークモール銀座の周辺には多くのホテルもあり、昨年までの売り上げの半数以上が外国の方。昨年までは1階の全てが着物店だったが、高級な着物はライトを長時間当てると色あせすることもあり、せっかくの大きなウインドーも夜には布をかけてライトを落とすため、外部へのアピールができなかった。そういった状況を打破するため、外国の方にアピールする店づくりを考えた」と話す。

 「古きものは驚くほどの美しさがある。美しいからこそ人の手を介し、時代を経てここにある世界にたった一つしかないものに出会うためにアンティークモール銀座にお越しください」と中村社長。

 2月18日までは地下1階ケースフロアで「『新年初売り』帯留・くし・ かんざし フェア」を展開し、「犬帯留(山下春興銘・銀)」(18万円)、「江戸櫛(木・漆)」(3万8,000円)、「花と葉かんざし(べっ甲・真珠)」(1万5,000円)などを販売する。

 営業時間は11時~19時。

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