「三陽山長」旗艦店、内覧会を開催-銀座Velvia館

内覧会を行った「三陽山長」。靴箱を700足壁面に並べ「靴箱ウォール」としてインテリアに生かした。

内覧会を行った「三陽山長」。靴箱を700足壁面に並べ「靴箱ウォール」としてインテリアに生かした。

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 4月12日、来週19日にオープンする「銀座Velvia館」内に出店するブランド「三陽山長(さんようやまちょう)」の内覧会が開催された。

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 三陽商会(新宿区)が手がける「三陽山長」は、2001年に代官山に店舗をオープン、現在はビジネスシューズを新宿伊勢丹のメンズ館、店舗を玉川高島屋SC(世田谷区)で展開しており、同ビルにオープンする同店が旗艦店となる。

 店内には「キーアイテム」の靴が入った靴箱を700足壁面に並べ「靴箱ウォール」としてインテリアに生かしたほか、店内右手の、京都の町屋路地に見立てた通路には手前からオーソドックスなアイテム、中央にブランドカラー「藍」を象徴する商品などを「検索しやすいインデックスのように」展示。店内奥のスペースはブランド初となるオーダーサロン。大きな窓を生かしてソファが配されている。サロンでは初の試みとして、来店者の「足のカルテ」を作成。足の長さ、幅、甲の3カ所を計測しカルテを作成、数値をベースに足に合ったサイズの提案などを行う。

 紳士服事業部ビジネスディビジョン長の渡辺恭介さんは「靴はサイズが合わないとつらいもの。服と違い、お客さまの自己申告を基に接客を行っているが、計測することによって数値をベースに提案ができる。カルテは控えもお渡しするので、持って行けばどこの店でも靴を買うことができる」とカルテサービスのメリットについて説明。同ブランドについて、「職人のノウハウを生かし、『Made in Japan』を強調した」と話していた。

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