日比谷図書文化館で伊能忠敬の講座 第二の人生の偉業振り返る

富岡八幡宮の伊能忠敬像

富岡八幡宮の伊能忠敬像

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 千代田区立日比谷図書文化館(千代田区日比谷公園1)地下1階の日比谷コンベンションホール(大ホール)で6月7日、「江戸歴史講座 第53回 伊能忠敬 人と業績」が開催される。

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 伊能忠敬は、日本で初めて実測による日本地図を作製した地理学者。下総佐原の豪商だった伊能家に婿入りして当主となり、家業を発展させた。49歳で隠居した後、幕府天文方の高橋至時(よしとき)の門弟となって天文暦学を本格的に学び、55歳の時から17年にわたって全国の測量を行い、「大日本沿海輿地(よち)全図」を完成させた。

 今年は伊能忠敬没後200年の節目となる年。公益財団法人東京地学協会副会長の星埜由尚さんを講師に迎えて開く同講座では、忠敬の人物像と業績を振り返り、全国測量の過程と成果としての地図(伊能図)を紹介し、その偉業の原動力を考える。

 開催時間は19時~20時30分。参加費は1,000円ほか。定員は200人。

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