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築地場外市場の新名称を「選挙」で 場外市場の継続をアピール

築地場外市場の新名称選挙の記者会見の様子

築地場外市場の新名称選挙の記者会見の様子

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 NPO法人築地食のまちづくり協議会などから成る「築地場外市場広報プロジェクト実行委員会」は7月2日、築地場外市場の新しい名称を決める選挙を行うと発表した。

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 記者会見で築地魚河岸事業協議会の楠本栄治理事長は「『築地場内市場』が今年10月11日に豊洲へ移転することを機に、改めて築地場外市場は築地に残ることを知ってもらい『築地ブランド』を作っていきたい」と述べた。

 広報プロジェクト実行委員会の鈴木章夫実行委員長は「『場内』と『場外』は一つの市場というイメージがあり、築地市場はすべて豊洲に移転してしまうと思われがちだが、業務用市場の70~80%はこれからも変わらない。築地場内市場が移転しても共存共栄をしながら商いを続けていきたい」と話した。

 選挙は場外市場の名称について、今まで通りの「築地場外市場」のほか、「築地魚河岸・外河岸」「築地食のまち商店街」「その他(投票者が自由に名称を記入)」の中から1つに投票してもらうというもの。

 応募ははがき、ファクス、ホームページなどで受け付け、決定した名称に投票した人の中から抽選で、「本マグロ1本(分割納入可)」「築地場外市場お買物券1万円分」などの賞品を進呈する。

 投票期間は8月31日まで。

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