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京橋LIXILギャラリーで備前焼オブジェの作品展 ネコを含む「十三支」

「島村光展『十三支・おくれてきたねこⅥ』」で展示する「ウサギ」

「島村光展『十三支・おくれてきたねこⅥ』」で展示する「ウサギ」

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 LIXIL(リクシル)ギャラリー(中央区京橋3)で現在、「島村光展『十三支・おくれてきたねこⅥ』」が開催されている。

「島村光展『十三支・おくれてきたねこⅥ』」で展示する「ネコ」

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 島村さんは、1942(昭和17)年、岡山県長船(おさふね)町生まれ。オブジェや彫刻を制作する現代美術作家として活動した後、出身地の長船町とも所縁の深い備前焼の「細工物」を制作するようになった。

 釉薬を使わず、焼き締めた土の表情だけで表現する備前焼は、江戸時代に藩主の保護奨励の下で、獅子や布袋、動植物の置物や香炉の細工物が栄えた歴史を持つ。

 会場には、折り畳んだ紙をジャバラに広げて成形したようなウサギや、ジャンパースカートをはいたネコなど、十二支に猫を加えた「十三支」をモチーフにした作品13点が並ぶ。

 同館広報担当者は「備前焼の焼き締め技法による優しい色合いのキュートでモダンな動物のオブジェをご覧いただければ」と話す。

 開館時間は10時~18時。水曜と8月11日~15日、8月26日は休館。入場無料。9月3日まで。

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