国立映画アーカイブ(中央区京橋3)は10月6日・7日と11日~14日、今年製作50周年を迎えるスタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」を、70ミリフィルムで特別上映する。
ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)が定めた「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベントとして行われる。
上映される70ミリフィルムは、クリストファー・ノーラン監督とワーナー・ブラザースの監修の下、オリジナル・カメラネガからデジタル処理を介さずに新たに作製されたもの。音は1968年の公開当時と同じ6チャンネルサウンドで、上映前の前奏曲や休憩時、終映時の音楽も再現する。
現在国内で70ミリフィルムの映画を上映できるのは国立映画アーカイブのみのため、国内でのこのような上映は今回が最後になる予定だという。
入場料は2,500円ほか。9月1日から全上映回の前売り券を発売する。