「宮田亮平 監修企画『工藝(こうげい)』とは…」が2月7日、LIXIL(リクシル)ギャラリー(中央区京橋3)で始まる。
LIXILギャラリーが企画する「クリエイションの未来展」の18回目として行われる同展。
現在、文化庁長官を務める金工家の宮田亮平さん監修の下、宮田さんと重要無形文化財保持者2人を含む、合計12人の作家による陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・截金(きりかね)の作品12点を展示する。
開催に当たって宮田さんは「これまでそれぞれの道を歩んできた工藝の流派がその枠を超えて同じ土俵に立つことで、新たな創造の一歩を踏み出すことはできないか。あえて原点に立ち戻ることによって、日本の工藝はさらに成長できるのではないか。5回目を迎える私の監修企画によるLIXILの展覧会には、そんな夢と期待を込めた」とコメントを寄せる。
関連企画として3月1日には、宮田さんと秋元雄史さん(東京藝術大学大学美術館館長)、内田篤呉さん(MOA美術館館長)、室瀬和美さん(漆芸家・重要無形文化財保持者[蒔絵])が登壇するトークイベントを予定する。定員40人、要予約。
開館時間は10時~18時。水曜、2月24日休館。入場無料。3月19日まで。