「笹本恒子・田沼武能写真展 明治・大正・昭和を生きる」が現在、ノエビア銀座ギャラリー(中央区銀座7)で開催されている。
「笹本恒子・田沼武能写真展 明治・大正・昭和を生きる」の展示風景
1914(大正3)年生まれで「日本初の女性報道写真家」として知られる笹本さんと、1929(昭和4)年生まれで1995年から2015年まで日本写真家協会会長を務めた田沼さんが撮影した肖像写真作品を展示する同展。
会場には吉行あぐりさん、宇野千代さん、淡谷のり子さん、三岸節子さん、杉村春子さん、柳田國男さん、井上靖さん、棟方志功さん、榎本健一さんらを写した23作品が並ぶ。
ノエビア(港区)カウンセリング事業部宣伝企画グループ課長代理の鈴木準子さんは「明治時代に生まれ、大正・昭和時代を生きた、文学・演劇・美容・工芸などの各分野を代表する方々の写真を集めた。強い意思や気骨を備えながらそれを感じさせず、肩肘を張らない姿が美しい」と話す。
開催時間は10時~18時(土曜・日曜・祝日は17時まで)。入場無料。3月22日まで。