企画展「みつをの文字力(もじぢから)」が現在、東京国際フォーラム(千代田区丸の内3)地下1階の相田みつを美術館で開催されている。
相田みつをは10代から書を始め、20代は正統派の新進書家として活躍した。30歳ごろから「自分の言葉・自分の書」を求めて書風を変え、現在も広く知られている個性的な文字を書くようになった。
同展では相田みつをの文字が持つ独自の力に焦点を当て、約100点の作品を紹介する。
相田みつをの長男で館長を務める相田一人さんは「父の文字は見る人を裸にするとも言えるし、反対に書いている父自身を素っ裸にしてしまうとも言える、そんな力がある文字」と解説する。
開館時間は10時~17時30分。入館料は一般・大学生=800円ほか。月曜休館(2月11日、4月29日、5月6日は開館)。5月26日まで。