展覧会「江戸のMANGA」が3月29日、ぎゃらりい秋華洞(中央区銀座6)で始まる。
歌川広重・歌川国芳・月岡芳年・歌川国政らの浮世絵を展示する同展。会場では1855(安政2)年の江戸地震の後に大量に作られた「鯰絵(なまずえ)」、幕末の嘉永(かえい)から万延の頃に流行した「判じ絵」、近江国(滋賀県)・大津の追分三井寺の周辺で参詣する人々に売られていた素朴な民芸絵画「大津絵」、子どもがおもちゃとして遊んだり絵本として鑑賞したりするために描かれた「おもちゃ絵」など約15点を展示する。
小学生以下の子ども同伴の来場者には、「猫のおもちゃ絵ポストカード」を進呈する。
同画廊広報の山田亜紀子さんは「春休みに合わせて親子で楽しめる浮世絵の展覧会を企画した。思わず笑ってしまう戯画や謎解きが楽しい判じ絵、かわいいおもちゃ絵が並ぶので会場まで足を運んでいただければ」と話す。
開廊時間は10時~18時。入場無料。4月7日まで。