ホテル「TSUKI」(中央区築地1)が4月18日、開業する。運営はアゴーラ・ホスピタリティーズ(港区)。
「日本通になるホテル NIPPON SAVVY」がコンセプトの同ホテル。全31室のホテルながら、館内に、浴槽に青森ヒバを使った「貸切風呂YUUYA/湯屋」や、日本各地の日本酒と肴を楽しむことができる「Sake-Bar TABLE TSUKI」など日本文化を体験できる施設を持つのが特徴。
客室タイプはシングルベッドルーム、スーペリアダブルベッドルーム、プレミアダブルベッドルーム、デラックスツインベッドルーム、プレミアツインベッドルームの5タイプで、プレミアムダブルベッドルーム以上の部屋には、ヒノキ風呂が設置されている。
設計とデザインを手掛けた虎尾+謝建築設計(港区)の虎尾亮太さんは「築地は、古くからの店や職人、親方のいる町。ホテルの外壁・室内のインテリア・館内着などさまざまな部分に、手の痕跡が感じられるざらざらとした質感や手仕事を感じてもらえるデザインを施した。窓から見える街の風景も含め、『築地にいる』という体験を持ち帰っていただければ」と話す。