東京現代美術画廊会議(中央区銀座3、TEL 03-3564-6167)は6月6日、京橋プラザ区民会館2階(中央区銀座1)でシンポジウム「画廊からの発言-2007『なぜアーティストは貧乏なのか?-芸術という例外的経済-』」を開催する。
同シンポジウムは、若手美術家の支援を目的とした展覧会やシンポジウムなどを開催している東京現代美術画廊会議が主催する8回目のシンポジウムで、銀座や京橋の10ギャラリーが共同で開催するもの。
オランダ・アムステルダム大学で経済学の教鞭をとるアーティスト、ハンス・アビングさんが経済学と社会学の観点から多くのアーティストにまつわる貧困という問題について議論を展開した著書「Why are Artists Poor?-The Exceptional Economy of Arts」(原題)の内容を中心にディスカッションを行う。
パネリストとして、同書を翻訳した栃木県美術館学芸員の山本和弘さん、慶應義塾大学の岩渕潤子教授、ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクトの吉本光宏室長が参加。
開催時間は17時30分~20時30分。入場無料。参加は当日先着200人まで。