教文館(中央区銀座4)9階のウェンライトホールで現在、ヨーロッパから直輸入したクリスマス関連グッズを中心に販売する「ハウス・オブ・クリスマス2019」が展開されている。
「ハウス・オブ・クリスマス」で販売されているブリキのおもちゃ
「ハウス・オブ・クリスマス」は教文館が2008(平成20)年から毎年開いている期間限定のクリスマスショップで、ドイツを中心にフランス・北欧などヨーロッパから輸入された商品をそろえる。
約150平方メートルの会場にはクリスマスツリー用のオーナメント、スノードーム、クリスマスリース、くるみ割り人形、スズの壁掛け、ブリキ製のおもちゃ、テーブルウエアなど約3000点が並び、影絵作家の藤城清治さんが同イベントのために制作した影絵作品も多数展示し、クリスマス気分を盛り上げる。
毎年1月末に、ドイツにクリスマス商品を仕入れに行くという同社催事担当の長井史音(しおん)さんは「古くから使われてきた、型にスズを流し込み何度も手彩色で表情をつけたスズの壁掛けや、麦わらを使ったストローオーナメント、ジャンピングジャックといわれる手足が動く木のおもちゃなど、欧州直輸入ならではの温かみのあるアイテムが人気」と話す。「工芸品として長く愛されてきた木工のオーナメントを毎年一つ一つ増やしていくことが楽しみというお客さまもいらっしゃる。長く愛してもらえるクリスマスアイテムを探しに、会場まで足を運んでいただければ」とも。
営業時間は11時~20時。12月25日まで。