「太巻き祭りずし教室」が3月21日、「築地魚河岸」3階の「魚河岸スタジオ」で開かれる。
「太巻き祭りずし」は千葉県房総地方で受け継がれてきた料理。桜・梅・藤・松・チョウ・カタツムリなど、草花や身近な生き物の形をかたどって作り、冠婚葬祭など、人が集まるときに振る舞われる。最近では「寿」や「祝」などの文字や動物柄のものも作られるようになっているという。
築地から食の情報を発信することを目的に開催するシリーズ企画「築技セミナー」の一環として行う「太巻き祭りずし教室」は2014(平成26)年から、毎年春に開催している。
当日は、千葉伝統郷土料理研究会公認講師の猪野弘子さん、三橋早苗さん、桜屋敷智子さんを講師に迎え、「クマ」をモチーフにした太巻き祭りずしを作る。
セミナー担当の山崎徳子さんは「作った人、食べる人、みんなが笑顔になれるのが『太巻き祭りずし』で、一度体験するとさまざまな文様にも挑戦したくなる」と話す。
開催時間は10時~11時30分、12時30分~14時。参加費は3,000円。各回先着16人。申し込み締め切りは3月18日10時(定員になり次第受付終了)。