「誕生65周年記念 ミッフィー展」が4月15日、松屋銀座(中央区銀座3)8階イベントスクエアで始まる。
ミッフィー(うさこちゃん)が登場する絵本を描いたディック・ブルーナは1927年、オランダ・ユトレヒト生まれの絵本作家・グラフィックデザイナー。2017年2月に亡くなるまでに120タイトルを超える絵本を出版し、約50カ国語に翻訳された著作が子どもから大人まで広く親しまれている。
同展のテーマは「with」。ミッフィーを取り巻く家族や友だちが紡ぐ物語を、絵本6作品の貴重な直筆原画やスケッチ、創作メモなどの資料を通して紹介。日本初登場の約250点を含む計300点以上を公開する。
ミッフィーの初期4作品の一つで冬の装いが特徴の「ゆきのひの うさこちゃん」(1963)の原画はこれまで1枚しか日本で公開されたことがなかったが、今回は初めて全ページを公開。
ほかにも生前何度か日本を訪れて日本の作家たちと交流する機会を持ったブルーナの日本との関わりをひもとくべく、児童文学者でブルーナさんの絵本の翻訳も手掛けた石井桃子さんや、絵本作家の五味太郎さんらのブルーナさんへの思いをパネルや原画などで紹介する。
開催時間は10時~20時(4月19日・26日は19時30分まで、最終日は17時まで)。入場料は一般1,200円ほか。5月6日まで。
※開催時間は新型コロナウイルス策の感染拡大防止のため、変更の可能性あり。