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銀座わしたショップに首里城正殿と沖縄の海の大型広告

大型壁面広告

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 沖縄県物産公社(沖縄県那覇市)が運営する沖縄物産店「銀座わしたショップ本店」(中央区銀座1)の壁面に現在、首里城正殿と沖縄の海の画像を使った広告が掲出されている。

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 沖縄県の重要な観光拠点の一つである首里城は、昨年10月31日の火災で正殿・北殿・南殿を含む8棟が焼失した。同県の基幹産業である観光は新型コロナウィルス感染症の影響により低迷し、物産品の生産者らは需要減により経営状況の悪化に直面している。

 広告は首里城の再建や沖縄の観光・物産についての理解と支援を求めるため企画されたもの。同店が入るビルが面している外堀通り・柳通りの壁面は来店客のほか来街者からも目につきやすく、広告効果が高いと考えたという。

 前田展野(ひろの)店長は「当店のスタッフは沖縄出身者や沖縄に特別な思いを持っている者たち。県外で働いていても心のよりどころになっていた首里城の焼失には一同、大きなショックを受けたが、来店いただくお客さまから首里城焼失への悲しみの声を頂いたことや、再建に向けた寄付金を頂いたことに本当に胸が熱くなった」と話す。

 7月23日には首里城復興支援募金の贈呈式を行い、233万円を沖縄県に贈った。過去の贈呈分と合わせると銀座本店からは1,400万円、わしたショップ全体では2,318万円の募金額となった。

 前田店長は「今後も再建に向けてわしたショップができることを考えたい」と話す。

 広告の掲出は来年3月22日までを予定。

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