展覧会「『アニメージュとジブリ展』一冊の雑誌からジブリは始まった」が、松屋銀座(中央区銀座3)8階イベントスクエアで4月15日から開かれる。
作家や制作現場の裏側をクローズアップし、アニメファンからのニーズに応えてきた雑誌、月刊「アニメージュ」。同展では、昨年創刊42周年を迎えた同誌の編集者でもあった鈴木敏夫さんの仕事に焦点を当て、ジブリの原点を振り返る内容で開催する。松屋銀座開催以降、全国を巡回する予定。
鈴木さんは、「アニメージュ」の創刊から編集者として携わり、才能ある作家たちを発掘。高畑勲さん、宮崎駿さんを同誌で取り上げ、「風の谷のナウシカ」のアニメーション映画制作にも関わり、後のスタジオジブリ設立の道筋をつくった人物でもある。同展では、そうした鈴木さんのプロデュース術や仕事術の一端も明らかにする。
会場には、初公開となる「風の谷のナウシカ」のセル画や、押井守監督作品「天使のたまご」の貴重な資料など、約200点以上を展示。「アニメージュ」の歴史に沿って4つのエリアに分けて紹介する。
入場は全日日時指定制で事前購入が必要。各日時数量限定販売。抽選先行受け付けの後、先着順の一般販売をする。抽選先行受け付けは、第2次抽選販売を3月17日~21日に行い、インターネットで受け付ける。先行受け付けで予定数が完売した場合、一般発売は無し。前売り料金は、一般=1,300円、高校生=800円、中学生=600円、小学生=400円。当日料金は各200円増しで、4月15日以降は全日程当日料金で販売する。前売り時に完売した場合、当日券の販売は無し。
開場時間は10時30分~19時30分。5月5日まで。