ガーディアン・ガーデン(中央区銀座7、TEL 03-5568-8818)で、写真家・安彦裕介さんの「東京テラ★ジンジャー」展が開催されている。
若手表現者を応援しようと1992年から始まった「ひとつぼ展」入選者の、その後を伝える「The Second Stage at GG」シリーズ第20弾となる同展は、第1回写真「ひとつぼ展」で入選し、個展やグループ展を通して活動を続けている写真家、安彦裕介さんの個展。
展示作品は、近年撮り続けている東京の神社と寺がテーマのモノクロ写真40点。古き良き昭和の風景を撮りたいと都内の路地を歩くうちに神社仏閣と出会い、自作の4×5カメラ(シートフィルムの大きさが4インチ×5インチの大判カメラ)で数年間かけて都内600~700カ所を回って撮ったという。
「神社やお寺、仏様を被写体に選ぶカメラマンは多いが、そのものを撮るだけでなく、境内の空気をも感じさせる作品。新しい見方を楽しめる」(同ギャラリー)。7月4日19時にはスライド&トークショーも開催(入場無料・要予約)。
開催時間は12時~19時。日曜・祝日休廊。7月12日まで。