プランタン銀座(中央区銀座3、TEL 03-3567-0077)は、毎年恒例の「クリスマスアンケート調査結果」を発表した。
同店ホームページ女性会員へ行ったオンラインアンケートをまとめた同調査のサンプル数は456件。年齢層は19歳~65歳で、平均年齢は33.8歳。
「恋人・パートナーへ期待するプレゼント価格」の平均は46,413円(昨年平均53,260円)で、最高額は80万円の腕時計。「恋人・パートナーへのプレゼント予算」平均は26,529円(昨年平均27,505円)で、最高額は30万円の自転車・バッグと、2人から同額の回答が。
「恋人・パートナーへ期待するプレゼント」の1位=アクセサリー(38%)、2位=食事(14%)、3位=バッグ・旅行(各11%)という結果に。「恋人・パートナーに贈るプレゼント」は1位=洋服、2位=財布・ネクタイ、3位=マフラーなど、日常使いできるものをあげる予定という声が目立った。
54%の女性が購入する予定という「自分へのご褒美」平均予算は42,882円(昨年平均55,472円)で、購入予定1位=アクセサリー・洋服(各21%)、2位=バッグ(14%)、3位=靴(11%)など。最高額は30万円のコート。このほかに「ペット」や「目のレーシック手術」の回答も。
「クリスマスを過ごす場所として決めている、もしくは注目している地域は」の回答1位=銀座(49%)、2位=横浜(12%)、3位=六本木・丸の内(各7%)と、ブランド旗艦店の出店ラッシュや商業施設オープンが相次いだ銀座への注目度の高さが伺える結果に。
「過ごしたい場所」1位は4年連続で「家」。2位=レストラン、3位=旅行先と続き、例年通りの回答が集まった。
3年連続で「恋人・パートナーへ期待するプレゼント価格」「恋人・パートナーに贈るプレゼント予算」「自分へのご褒美」予算が減少、恋人・パートナーに期待する金額とプレゼント予算の格差も縮まったことなどから、同店広報担当者は「クリスマスに贅沢感を求める意識が薄まってきたのでは」とし、「主な民間シンクタンクがまとめた企業の今冬のボーナス予測によれば支給額が4年ぶりに昨冬より1%前後減る見通し。ボーナスへの期待感の薄さがそのままクリスマス消費の引き締めに結びついたのではないかとも考えられる」と分析する。